

クライエントの真のニーズに寄り添い
セラピストとしての成長と幸福を追求する
これまでにない学び
全人的セラピスト講座
ご挨拶
クライアントの健康や幸福に寄与する対人支援者には、さまざまな能力が求められます。
私の専門である理学療法士の理念には、「自らの技能と資質の向上に努力する」と掲げられています。しかし、技能を向上させる研修会はたくさんありますが、資質の向上に関わる研修会はほとんどありません。この「資質の向上」とは、まず何より人間としての器(人格)を養い育てることであり、技能を発揮する安定した土台となります。
ただ技能だけを向上させても対応できないことがあります。
理学療法の「理」という文字は、仏教においては「事」と対比的に使われ、普遍的な理法と個別的な事象とが一体不可分で矛盾なく調和していることを示します(理事無礙)。Yogaも一般的になされている理解とは異なり、本来は調和や統合を目指すものですので、同じ想いのもとに人に寄り添っていると感じます。
この講座を通じて、Yogaを通じて人間の器の成長に真摯に取り組んできた壺井さんと共に、クライアントと対人支援者であるセラピスト自らの喜びを、拡大していきたいと願っています。
大石 義秀
理学療法士・あん摩マッサージ指圧師/いたみ専門医・専門医療者
講座概要
<対象>
・理学療法士、作業療法士、柔道整復師、看護師、助産師
・医療職以外の対人支援者で、心身の重要性の理解を深めたい方
<目的>
・クライアントに確かな変容と喜びをもたらす人的資質を養う
・深い満足のできる仕事を行える対人支援者(セラピスト)となる
・対人支援者(セラピスト)としての仕事を通じて、自らの人格を育てる
・心身ともに健やかな対人支援者(セラピスト)となる
<クラス概要>
・月1回開催 火曜日 20時〜22時 +放課後セッション(質疑応答)〜23時(希望者のみ
・Zoomによるオンラインクラス
・アーカイブ配信あり
・初回の課題や放課後セッションを通じて、学びを深めることができます
・普段の仕事などについても、講座の場で相談することができます
<全6回 カリキュラム>
第1回 動き
クライアントに要求していることを、自分は行えるのか?
呼吸と身体の関連
呼吸筋・深層筋
呼吸の重要性と症状改善に対する効果
第2回 慢性症状や痛み
神経可塑的な動き
ニューロムーブメント、スークシュマヴィヤヤーマ概論
痛みについての理解を深める
慢性症状を治すために何をしたらいいのか
腰痛は治せないのか?
第3回 寿命や健康状態を決めるものとは
テロメア、脳波
加齢は老化ではない
脳波と心身の状態
脳波と治癒・症状改善
エピジェネティクス
第4回 人間とは、生命や死とは
人間の多層構造についての理解を深める
肉体と精神の関係性
目に見えない部分がいかに症状に影響を与えているか
第5回 自分自身について知る
伝統的な人間存在の理解
自我と自己
自分の心身の状態は他者に影響を及ぼす
自己尊厳、シャドウの概念
専門家としての実践とは
第6回 呼吸・自律神経の、心との関連
トラウマ治療・ポリヴェーガル理論
セラピスト自身の健康と幸福
セラピストが自らの状態を維持することの重要性
受講費用
15000円/月
講師紹介
