

メッセージ
初めておいでになる生徒さんは、大変な勇気を持って教室の入り口をくぐってこられます。
ヨーガに興味がある、やってみたい、そういう言葉を私もよくお聞きしますが、実際に教室に来られるまでには大変な心の中のドラマがあるのだと思います。
そのようにしてようやく出会うことの出来た方々は、既にご自分の変化を受け入れる素地が出来上がっておいでなのでしょう。皆様の「新しい自分を見てみたい」というお気持ちに寄り添いつつ共に時間を過ごさせて頂き、変化していかれる皆様にいつもいつも驚かされています。
ヨーガ療法の実習は、決して難しいものではなく、誰にでも簡単に行うことが出来るものですが、私は教師としてセラピストとして、おひとりおひとりの生徒さんに、今この瞬間どのようなポーズが必要なのか、どのようなお声掛けやお話しをするのがベストなのかを常に見極め、長い目を通してご自分の変化が確かに感じられるような、そんなレッスンを心掛けています。
私と共に行うレッスンを通して、ご自身の最も心地よい状態に調律される、そんなお時間を共有しましょう。
講師ブログ:「蓮は泥中より発す」 https://yoga-lotus.hatenablog.com/
壺井佳代子

プロフィール
航空自衛隊に17年在職。岐阜、防府南、美保の各基地で勤務。新採用隊員の指導教官も経験。
第2子出産後、完全母乳で育児をしながら産後8週で職場復帰するが、約半年後、職場と家庭を両立するストレスで体調を崩し休職する。
薬に頼らずによくなりたいと悩む中、セラピストの中野真作先生(スペースまほろば主宰 www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/)と出会う。
中野先生に勧められた、アメリカの現代思想家であるK.ウィルバーの著作「無境界」※1の中の一文(下記)に衝撃を受け、自分自身を病人としてではなく、成長の一過程にある存在と捉え、ヨーガや瞑想などを学ぶ。
ヨーガは2006年より始め、2007年にヨーガ教師養成コース受講。航空自衛隊を退職した2008年から指導を行う。2010年、アルナ・ラリタ両師、及び木村慧心師(yoganiketan.jp/)から聖名(ヨガ名)拝受。
2010年からは、感銘を受けたK.ウィルバーと個人的にも親交のある鈴木規夫氏(インテグラル・ジャパン代表 www.integraljapan.net/)に師事し、ヨーガとは異なる包括的な視点での指導を仰ぐ。
自身が妊娠・出産で苦労した経験から、マタニティや産後の方の指導にも力を入れている。
※1 K.ウィルバーの著作「無境界」
~下降と発見の旅は、あなたが人生に満足していないことが意識した時に始まる。ほとんどの専門家の意見とは反対に、人生に満足していないというこの蝕むような感覚は「心の病」のしるしでも、社会的な不適応や人格的な障害を示すものではない。なぜなら、人生あるいは実存に対する、この基本的な不幸の感覚のなかに隠されているのは、これから成長していく知性の萌芽だからである。それは特別の知性であって、普通は社会の巨大なごまかしの重さに押しつぶされてしまうものである。
ケン・ウィルバー 『無境界』 松永太郎訳、春秋社2005

資 格
社)日本ヨーガ療法学会 認定ヨーガ療法士(2010)
Voluntary Certification of YogaProfessionals
(インド政府QCIヨーガ指導者任意認証 試験)
Level2 (2017)
■2011.1月
日本マタニティ・ヨーガ協会 指導者養成ベーシックコース修了
■2011.8月
ヨーガ療法学会主催のチェルノブイリ原発事故被爆者へのヨーガ療法指導のため、ウクライナ・キエフ市へ派遣。
■2011.9月
WHOアーユルヴェーダ部門顧問バット博士によるアーユルヴェーダ指導者養成講座(上級)修了
■2012.9月
ボストン大学トラウマセンター トラウマ・センシティブ・ヨーガ講習 修了
■2012.11月
J.カバットジン博士 MBSR(マインドフルネスストレス低減法)ワークショップ 修了
■2013年9月
鳥取県福祉保健局主催「眠れてますか?
睡眠キャンペーン」講演会講師
2010年以降、毎年、ヨーガ療法学会研究総会において、各種疾患に対する指導報告を行い、自らのヨーガ指導に対する客観的な視点、他の先生方からのフィードバックを受け、指導能力の向上に努めている。インテグラル・ジャパン代表 鈴木規夫氏に師事し、統合的な人格向上のための理論を学ぶと共に、自らの実践を怠らず、クライエントの真の利益に結びつく指導法や在り方を追求している。
経 歴
講演会の様子
▲「眠れてますか?睡眠キャンペーン」講演会の様子